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意識は自分でしか変えられない。それが意識なんです。

そして脳は意識に騙されます。


2年も前に経験したうまくいかなかったことを、2年経ってもまだそのことが絶対うまくいかないと思い込んでいる人がいました。

執着というものが、本当に心の成長を阻むのだなと思います。

過去の経験から、それはうまくいかないという思いを一生持ち続けている。

そして、できないことをできないまま放置したり、嫌いになったり、苦手なこととして自分の人生からなかったことにしていくのだと思います。


私たちはグルーの愛のおかげで、アジアでインドを除けば私たちのシャンティパットだけでしか教えて頂けないヨーガの奥義を、たくさん手の中に頂くことができていています。

しかも私の40年のヨーガ歴のなかで、面白くて仕方がないからどんどん改良しているアーサナの技と組み合わせによって、皆さんが思っているよりも数倍すごいスピードで体の中が変わっています。

普通だったら私は自分の教室のことをアメイジングなんて言いませんが、このヨーガの効果に関しては本当に自信を持って「アメイジングヨーガ」と名前を付けられると思う境地に至ったので、何年か前にシャンティパットに「紙やまさみのアメイジングヨーガ教室」というサブタイトルを付けました。

それくらいのことが体の中に起きているのですから、2年も前にうまくいかなかったことが今日もうまくいかないわけがない。

それなのに頭の中でうまくいかないことにしているのは、その考え方、すなわち脳にこびりつかせた自分の意識が本当に厄介なのです。


意識が変わらない限りは、脳は絶対に前向きな指令は出しません。

しかもその意識が執着だらけの意識であれば、ずーっと過去に縛られ続けて、どれだけ「一息十秒」で息を吐いて頑張っても、思ったように変化していかないのです。

それは当然です。自分の意識が変わらないからです。

生きた年数分の執着と思い込みと経験値が邪魔をして、ヨーガによってどんどんよくなっている変化の事実を見つけられない。だから意識が変わらないのです。

これだけはどうしても手伝えないので、その人が過去の経験にずっと執着していれば、体はその意識でよくなることを止めています。

ここが分かれ道です。


日々のレッスンでは体のなかを全取替えするようなことをやっています。

体の中での変革が、毎回のクラスで起きているのです。

それと一緒に意識も変わっている。それは信じるしかないし、よく観察すればわかるはずなんですね。

素直に真っ白になって、落ち着いて自分の体の中と頭の中と心の中を、初めての人を見るように点検してみたら、全然違っていることがわかるはずです。


自分の中の意識は毎回毎回、毎日毎日、ひと呼吸ごとに変わっていける。

それは自分で変えるしかないのです。


思い通りですから人生は。

頭の中で、よくならないと思ってる人はよくならない。

頭の中でよくなると決めた人は、よくなります。

それは私自身、21歳であと2年か3年の命といわれたこの体が、どんどん元気に使いやすくなってるということを自分で経験しているからわかります。

自分の意識が、確実に変わったんだなということがわかります。


素晴らしく恵まれた最高峰の技とサポートのなかで吐ける「一息十秒」ですから、それを余すところなく自分の体の中に活かして、どれだけ元気になっても、どれだけパワフルになっても誰も文句をいいません。

限りなく思い通りの人生を、最高に輝いて生きて頂きたいと思います。


ヨーガ教室主宰 紙やまさみ
2018年4月19日(木)夜のレッスンで